フットサル情報倶楽部
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フットサル施設の動向

本来フットサルは室内でおこなうスポーツですが、比較的安く利用できる公共の体育館などではフットサルに使用できないところが多く、そのような環境の中で2001年頃から民間の人工芝フットサル施設が増えてきました。
施設数は最近2年間で急増(2年間で約200施設が新たにオープン)し、2005年11月末現在では全国で445施設(2005年度末では451施設)でコート数は1.009面(アウトドア695面、インドア224面、屋上90面)までになりました。施設分布としては主に首都圏および関西・東海地域に集中しており、特に関東エリアだけで225施設と全体の半分以上を占めています。

2005年11月末のフットサル施設数
(日本フットサル施設連盟調べ)

地域 施設数 構成比 備  考
北海道 7施設(1.6%)  
東北 18施設(4.1%)  
関東 225施設(50.6%)
うち1都3県だけで186(41.8%)
北信越 25施設(5.6%)  
東海 66施設(14.9%)  
関西 79施設(17.8%)  
中国 8施設(1.8%)  
四国 5施設(1.1%)  
九州 12施設(2.7%)  
計 445施設


民間のフットサル施設をタイプ別に分けると、大きくは次の3つに分類されます。

■フットサル専用施設

人工芝フットサルコート2面〜5面(1番多いのは3面)を擁し、クラブハウス内には更衣室、シャワー、ギャラリーなどを備えています(一部備えていない施設もありますが)。
最近テニスコートやゴルフ練習場施設からの転用型も多く見られますが、特にテニスコート転用型ではコートが狭いところが多いです。
なお、もともとの専用施設のほうもフットサルプレイヤーの意向を汲み、雨や紫外線からプレイヤーを守る屋根、プレイヤーの足腰に優しいゴムチップ入りのハイパイル人工芝、インターネットでの直接予約システムなどを取り入れた施設も増えてきています。


■テニスコート兼用施設

テニスコート施設に併設、あるいはテニスコートを時間帯によって使い分けている施設です。このタイプではやはりコートが狭く、サーフェイスは砂入りで固めの人工芝のところが多いようです。


■屋上型施設

ここ数年で特に増えてきたタイプで、百貨店やショッピングセンター、駐車場などの屋上を利用してフットサルコートを敷設しています。立地が良いせいか料金は高めになっています。屋上自体のスペースによりコートの大きさはまちまちで、サーフェイスは建物の運営管理上(建物内に持ち込まれないよう)砂なしのサーフェイスが多いです。

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