サッカー競技規則 | ||||
競技のフィールド | ボール | 競技者の数 | 競技者の用具 | 主審 |
副審 | 試合時間 | プレーの開始および再開 | ボールのインプレーおよびアウトオブプレー | |
得点の方法 | オフサイド | ファウルと不正行為 | フリーキック | ペナルティーキック |
スローイン | ゴールキック | コーナーキック | 主審、副審、第4の審判員への追加指示 | |
競技規則に関する注解・符号 | 試合勝者の決定方法 | テクニカルエリア | 第4の審判員 |
第12条 ファウルと不正行為 反則と不正行為は次のように罰する: 直接フリーキック 競技者が次の6項目の反則を、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックを相手チームに与える: ● 相手をける、またはけろうとする ● 相手をつまずかせる、またはつまずかせようとする ● 相手に飛びかかる ● 相手をチャージする ● 相手を打つ、または打とうとする ● 相手を押す 次の4項目の反則を犯した場合も、直接フリーキックを相手チームに与える: ● ボールを奪うために相手にタックルをし、ボールへ触れる前に相手に接触する ● 相手を抑える ● 相手につばを吐きかける ● ボールを意図的に手で扱う(自分のペナルティーエリア内のゴールキーパーを除く) 直接フリーキックは反則の起きた地点から行う。 ペナルティーキック 競技者が自分のペナルティーエリア内で上記の10項目の反則をボールがインプレー中に犯した場合、ボールの位置に関係なく、ペナルティーキックを与える。 間接フリーキック ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、次の4項目の反則を犯した場合は、間接フリーキックを相手チームに与える: ● ボールを手から離すまでに、ボールを手でコントロールしている間に6秒を超える ● ボールを手から離して、そして他の競技者が触れる前に、そのボールに手で再び触れる ● 味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手で触れる ● 味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手で触れる 競技者が次の反則を犯したと主審が判断した場合も、間接フリーキックを相手チームに与える: ● 危険な方法でプレーする ● 相手の前進を妨げる ● ゴールキーパーがボールを手から離すのを妨げる ● 競技者を警告する、あるいは退場させるためにプレーを停止する、12条のこれまでに規定されていないその他の反則を犯す 間接フリーキックは反則の起きた地点から行う。* 懲戒の罰則 競技者または交代要員あるいは交代した競技者にのみレッドまたはイエローカードを示す。 警告となる反則 競技者が次の7項目の反則を犯した場合、警告を与えイエローカードを示す: (1) 反スポーツ的行為を犯す (2) 言葉または行動によって異議を示す (3) 繰り返し競技規則に違反する (4) プレーの再開を遅らせる (5) コーナーキック、またはフリーキックでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない (6) 主審の承認を得ずフィールドに入る、または復帰する (7) 主審の承認を得ず意図的にフィールドから離れる 退場となる反則 競技者が、次の7項目の反則を犯した場合、退場を命じレッドカードを示す: (1) 著しく不正なプレーを犯す (2) 乱暴な行為を犯す (3) 相手競技者あるいはその他の者につばを吐きかける (4) 競技者が意図的に手でボールを扱って、相手チームの得点、あるいは決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内にいるゴールキーパーが行ったものには適用しない) (5) フリーキックあるいはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する (6) 攻撃的な、侮辱的な、あるいは下品な発言や身振りをする (7) 同じ試合の中で二つ目の警告を受ける 退場を命じられた競技者は、フィールド周辺及びテクニカルエリア周辺から離れなければならない。 国際評議会の決定事項 決定1 フィールドの内外を問わず、相手競技者、味方競技者、主審、副審、その他の者に対して、警告あるいは退場となる反則を犯した競技者は、犯した違反の性質に従って処分される。 決定2 ゴールキーパーが手あるいは腕のいずれかの部分でボールに触れたことでボールをコントロールしたとみなす。ボールを自分のものとするということには、ゴールキーパーが意図的に手でボールの方向を変えることも含まれるが、セービングをしたときのように自分のものとする意図をもたずにボールがゴールキーパーからはね返ったと主審が判断した場合はこれに含まれない。 決定3 第12条の規定に関連して、競技者は頭や胸、膝などを使って味方のゴールキーパーにボールをパスすることができる。しかし、競技者が規則の裏をかくために意図的に策略を用いたと主審が判断した場合には、その競技者は反スポーツ的行為を犯したことになる。競技者に警告を与え、イエローカードを示し、違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える。* 規則の裏をかくために、フリーキックを行うときに意図的な策略を用いた競技者には、反スポーツ的行為によって警告を与えイエローカードを示す。フリーキックを再び行う。 これらの場合、ゴールキーパーがそのボールに手で触れたか否かは関係しない。第12条の条文とその精神に反する策略を試みた競技者によって反則がなされたのである。 決定4 相手の安全に危険を及ぼすような後方からのタックルは、著しく不正なプレーとして罰せられる 決定5 フィールド上のどこであっても、主審を欺くことを意図したシミュレーションは、すべて反スポーツ的行為として罰せられる。 少年サッカー情報倶楽部トップページへ |