少年サッカーに携わる保護者の方のための情報サイト。基礎知識、今どき事情、 ルール、全日本少年サッカー選手権、バーモントカップ全日本少年フットサル大会情報、リンク集、 サッカー・フットサル用品情報などを掲載しています。
基礎知識 l 今どき事情 l 協会リンク l 競技規則 l 用語解説 l リンク集 l 新掲示板 l 旧掲示板 l お問合せ l サイトマップ l 旧TOP l TOP

第28回全日本少年サッカー大会観戦記 

8/3・4の1次リーグ結果  8/5の2次リーグ結果  8/6・7の決勝トーナメント結果

2004年8月6日(金)・7日(土)、味の素スタジアムへ全日本少年サッカー大会の準決勝・決勝を観に行ってきました。

<準決勝>
観客数は少ないものの、みんな熱い声援を送っていましたよ!帰り際、友人に携帯で結果を知らせたりしていたら、岡山県代表オオタFCの選手の保護者の方に声をかけられいろいろお話をしました。残念ながら1次リーグで敗退してしまいましたが、明日の決勝戦も見て行かれるそうです。

@準決勝:第1試合 ヴェルディジュニア vs Fマリノス・プライマリー

この試合は、20分ハーフの終了5分前に到着したのでほとんど延長戦しか観ていません!
が、おそらく両者譲らず40分を過ごしたのではないでしょうか?組織プレーを忠実にこなすマリノスと、ドリブル主体の個人技を誇るヴェルディ。延長戦はほぼ互角の戦いから前半3分に中央左寄りからMFの絶妙のスルーパスにマリノス9番荒川君がすばらしい反応を見せ相手GKの手前から左足で流し込む技ありシュートが決まり1−0。その後ヴェルディも怒涛の攻撃を見せますが、後半ロスタイムにマリノスDFのロビングをヴェルディDFがクリアミス、抜け出した9番荒川君がGKをかわして再びGOAL!2−0として試合終了。

延長前半ヴェルディの攻撃 延長前半マリノスの反撃 この日1番の多数サポーターにお礼、でも涙! 決勝も頑張ります。応援宜しく!


A準決勝:第2試合 愛知FC vs 柏レイソルユース・U−12>

序盤から愛知FCが積極的にボールをキープ、有利に試合を進めレイソルは守勢気味。ハイボールの落下点、こぼれ球をめぐる1対1の攻防を効率的に運ぶ愛知FCが前半から後半終了間際にかけて印象的にも、シュート数でも愛知FCがかっておかしくない内容だった。しかし終始走り回っていた愛知FCは疲れが出たのか、後半15分頃からレイソルのドリブルを許すように・・・そして後半17分、中盤のドリブルから12番鳥山君のミドルシュートが矢のように愛知FCのゴールに突き刺さって1−0。これで切れてしまったか1分後、愛知FCはまたも同じようなパターンから今度は14番山嵜君にも同じようなゴールを許してしまい、2−0。これでレイソルの決勝進出が決まった。

前半から再三レイソルゴールを脅かす愛知FCの攻撃 レイソルも反撃を試みるが、なかなか得点に結びつかない 愛知FC選手がサポーターへお礼、こちらは涙、涙、涙! レイソルはサポーターが持ち焦がれるも、なかなか現れず・・・


さあ、いよいよ決勝戦、
横浜F・マリノス・プライマリー vs 柏レイソル・ユース・U−12。

<決勝>
観客数は、やはり昨日よりはかなり多めですね。特にマリノスの方は、昨日は何かシラーっとしていましたが、今日は人数も揃って気合が入っていた感じ。レイソルの方は昨日にも増してお母さんたちの「黄色い声?」が印象的でしたね。

前半5分くらいまでは両チームとも譲らず一進一退の攻防が続く。10分を過ぎた辺りからマリノスの中盤でのボール支配率がしだいに高まり、ボールをうまく左右に散らすマリノスの攻撃に対しレイソルは守勢からのカウンターにたよらざるを得ない状況に・・・。そして17分マリノスが相手ペナルティエリア外でFKをもらい、8番の青野選手が直接これを左隅に決めて先制し、そのまま前半は1−0で終了。
後半開始早々(20秒くらい)、レイソルの集中力が切れていたのか、マリノスが速攻から追加点で2−0とリードを広げる。これは結果的にもレイソルにとって痛い失点だった。しかしその後もレイソルはあきらめず後半10分、右CKから、途中出場の11番郡司選手がヘッドで貴重な1点を返して2−1。その後1点を返して元気の出てきたレイソルは再三マリノスゴールへ迫るが反撃もここまで・・・2−1で試合終了。

<印象>
準決勝でもそう思いましたが、マリノスは非常に組織的なプレーを忠実に繰り返す(身体はそう大きい選手はいませんが)大人のようなサッカーをします。ボールの回し方、散らし方(バックパス含む)、緩急の付け方、間合いのはずし方などなど・・・どれをとっても良く言えば「大人のように洗練された」プレーの連続で、指導者としては「小6でもあそこまでできるのか」という驚きと羨ましさを感じました。レイソルのほうは(ヴェルディや愛知FCもそうでしたが)ひとりひとり選手に特徴(いい面も悪い面も)があって、それを前面に押し出してプレーしていたので分かりやすかった。言い方を変えると「子供らしさ」が出ていて(自分の息子が千葉県の選手だからというのを割り引いても)判官びいきしたかった、というのが印象です。「3年後、6年後に同じメンバーで試合をさせてあげたい」なんて思ってしまいました。ん、そうか、そういう企画があっても面白いですよね?「子供の成長に合わせた指導」なんて机上論しているよりよっぽど信憑性があるかも・・・。

余談ですが、速報レポートなんて気取って言ったはいいけれど、観戦しながら、写真撮って、携帯から得点やコメント入れて、ていうのはかなりしんどかった・・・これからは分をわきまえよう。


序盤戦、中盤の攻防 レイソルゴールに攻め込むマリノス攻撃陣 レイソルも負けじとマリノスゴールに迫る 接戦の結果はマリノスが2:1で逃げ切り。喜ぶマリノスサポーター
喜びのマリノス選手たちがサポータにご挨拶。 もう少しで追いつけそうだったレイソルは悔しかっただろうなあ・・・ マリノス選手がレイソルサポータにもご挨拶。 レイソルもよく頑張った、いい試合だったよ!

8/3・4の1次リーグ結果  8/5の2次リーグ結果  8/6・7の決勝トーナメント結果

「疲れにくい体質」を手に入れよう!  ジーコ監督出演DVD「陽だまりのイレブン」  ジーコジャパンへの緊急通告
少年サッカー情報倶楽部はリンクフリーですが、相互リンクしてくださるサイト様を募集しています。
「相互リンクのお願い」ページをご覧の上、フォームからご協力をお願いいたします!