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運動と傷害 ●スポーツ障害 少年期は骨、筋肉、関節が柔らかいため柔軟性に富んでいますが、逆に大きな外力、使いすぎによる障害には十分注意を払わなければなりません。いずれにしても、この年代で選手としてのすべてが決まってしまうわけではないので、無理をさせず回復を待ってから復帰させてあげるのがベストな選択です。 比較的起こりやすい傷害としては下記のようなものがあります。 成長痛:(正式病名ではありません) 「ひざ・膝下・ふくらはぎ・足首・足の甲など下肢に痛みがあるのに、骨や筋肉などに異常が認められず、原因が全く分からない場合、成長痛と診断するらしいです。夜中から朝にかけて起こりやすいのが特徴です。名前から成長に伴う痛みと考えがちですが、体の成長は生理的に問題を生じるほどの速さではなく、原因ではありません。 膝(ひざ)の傷害:オズグッドシュラッター 太腿の筋肉を動かしすぎることによって膝下の腱が繰り返し引っ張られ、膝のお皿(膝蓋骨)の少し下の軟骨が出っ張り、痛くなる。 踵(かかと)の傷害:セバー病(踵骨骨端炎) 運動により繰り返しアキレス腱に引っ張られた踵の軟骨が損傷し靴も履けないほど痛くなる。 ●暑熱対策 熱中症(ねっちゅうしょう)とは? 熱中症は重症度により『熱けいれん』、『熱疲労』、『熱射病』の3つに分類されます。軽症の熱中症は比較的よく発生し,これは運動や作業を中止させて風通しのよい涼しい場所で身体を安静にさせ、水やジュースなどを与えるだけで回復することが多いですが、重症の熱中症(熱射病)は40〜41℃以上の高体温と虚脱症状(けいれん、浅い呼吸、頻脈、意識消失等)を突然示す体の熱調整機構の障害で、大変危険な状態です。高温多湿の日や暑い場所でのスポーツなどで起こりやすく、睡眠不足や疲労度も影響します。 熱中症の予防 ・炎天下でスポーツなどを行う際は、早めに水分摂取するよう心がけてください。0.2 %程度の塩分(ナトリウムの量なら40〜80mg/100mL)を含んだスポーツドリンクなどを、活動前に250〜500mL、活動中は1時間ごとに500〜1000mL取るとよいでしょう(塩分を含んでいることが大切だそうです)。 最近は1.5リットル級のものもいろいろ出ていますのでできるだけ大きめの水筒を持たせましょう。 ⇒MF10情報倶楽部商品情報「水筒」へ ・衣服は、風通しが良くて軽い、熱を吸収しにくい白系統のものを着用するのがベターです。 ・梅雨明けなど急に気温が上がった時は、体が高温環境に慣れていませんので特に注意が必要です。また、疲労感や発熱、寝不足、食欲不振がある時は、熱中症にかかりやすいため、無理をしないことが大切です。人ごとではなく誰にも起こりうると認識しておくことが必要です。 対処法 活動中に、めまいや頭痛、気分不快などの症状が少しでも現れたら、速やかに休息を取り水分補給してください。活動を続けると命にかかわる危険性もあります。熱中症の対処としては下記の「FIRE」に留意してください。 F(Fluid) ・・・・・・・・・・水分補給 I(Ice)・・・・・・・・・・・・・体の冷却(足の付け根や首筋、わきの下、足首など、動脈が触れる部位を氷で 冷やし、霧吹きで身体の表面に水をかけたり扇風機で風を送る) R(Rest) ・・・・・・・・・・運動の休止・休息(衣服を緩めて涼しい場所に寝かせる) E(Emergency)・・・・・ 緊急事態の認識(意識が無い場合には、直ちに救急医療機関に運ぶ必要があ ります。) ●外傷の救急処置 打撲、捻挫、肉離れなどの場合は、内出血を最小限に防ぐため下記の「RICE処置」を覚えておく必要があります。 R(Rest)・・・・・・・・・安静に I(Ice)・・・・・・・・・・・・患部を冷やす(内出血、腫れを防ぐ) C(Compressin)・・圧迫する(テープ、包帯などでやや強めに) E(elebation)・・・・・挙上(心臓より高くして血流が患部へ行きにくく) 基礎知識TOPに戻る 総合TOPに戻る |
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