ジュニア・ジュニアユース世代の体幹保持トレーニング
・・・サッカーに必要な体幹保持トレーニング
サッカーにおけるコーディネーション能力の中で重要なのが体幹保持能力なのだそうです。
この能力が低い選手はサッカーの多様な動きの中で「動き」の軸を安定させることができないため「走る・蹴る・跳ぶ・ぶつかる・起き上がる」などの動きを高いレベルで発揮できないとのこと。
また、障害予防にも非常に大きな影響を及ぼすのですべての年代で定期的にトレーニングを導入する必要があるのではないでしょうか。
したがって体幹保持トレーニングでは、数多くある筋肉を強調させながら連結して使う能力を養い、かつ不安定な状態に対するバランス能力(バランス維持)を養っていきます。
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日本サッカー協会の指導者向け「Technical news Vol.12」に掲載してあった「ジュニア・ジュニアユース世代向けの体幹保持トレーニング(バランス能力を養う)」の具体例についてご紹介しておきます。
(モデルは次男に手伝ってもらいました。快く撮影に同意し一生懸命協力してくれてましたが、彼も姿勢が結構辛かったようで今後このトレーニングに励む決意してくれたのでやってみて良かったです!)
●各トレーニングは、週に2〜3回、小学生で5秒〜10秒、中学生で10秒〜20秒を目安におこなってみましょう!(時間よりも正しいフォームのほうが大事だそうです)
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1.片足立ち
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↑片足立ち(開眼)
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↑片足立ち(閉眼)・・・目を閉じて |
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↑座布団やバランスボードの上でやれば難易度が高まります。 |
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↑身体の中心ががぶれないように、足を上げたり、手の位置を変えたりにチャレンジ! |
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2.身体の後側を鍛える
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↑体幹が床と水平になるように。 |
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↑片足を水平(体幹と下膝が一直線になるよう)に上げる
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↑両肩が水平になる(ねじれない)ように片腕を前に伸ばす。
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↑片腕と反対の足を水平に伸ばす。 |
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3.身体の前側を鍛える
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@↑膝を曲げて(腹部を上げすぎないように)腰を上げる。
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↑そのままの姿勢から両腕を上げる。 |
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↑左上の姿勢から片足を上げる。
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A↑体幹部が水平になるように。
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↑そのままの姿勢から片足を上げる。
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4.身体の側面を鍛える
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↑片手で身体を支え三角形になるように腰を上げる(足はクロスさせても良い)。
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↑肘を突いて同様の姿勢をとる(上側の手は腰、足はクロスせず揃える)。 |
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↑そのままの姿勢から片足を水平に上げる。 |
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5.柔軟性
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↑柔軟性は月に1度はチェック!
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↑背中が丸くならないように・・・ |
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↑背中が丸くなって伸ばせない場合は身体の後ろで両手で支えても良い。 |
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